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#50 研究開発組織が事業になるまで。「眠れるデータをActivate」するPrivacyTech事業の挑戦【ゲスト:事業部長 @nrryuya】
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ハイライト
- 2:14 中村さん自己紹介/ GunosyからLayerXでこれまで関わってきたこと
- 10:11 PrivacyTechとは何なのか
- 12:22 PrivacyTechに今取り組む意味
- 14:46 これまでパーソナルデータによって起きたインシデント例
- 16:06 PivacyTech事業部での具体的な取り組み
- 17:53 現在の事業化の状況
- 20:34 PrivacyTech事業部が提供するお客様への価値
- 25:55 PrivacyTech事業部の採用状況
- 31:19 事業部長としての今後の意気込み
中村さん自己紹介/ GunosyからLayerXでこれまで関わってきたこと
松本:LayerXNow!当番組は、LayerXの開発メンバーと、その組織を知ってもらうというところが趣旨となっている番組となっております。もともとブロックチェーンとかやってたけど、今はもうブロックチェーンじゃない、SaasとFintechとか、今日お話しするのはプライバシーテックなんですけれども、今のLayerXをつまびらかに知っていただこうという趣旨で始まりました。
本日はプライバシーテック事業を率いている中村君に話をしていただこうかなと思います。早速、なかむーよろしくお願いします。
中村:よろしくお願いします。
松本:実は結構長いんですよね。だいぶ初期からいらっしゃるんで、この会社の中を隅から隅まで知り尽くしていると思います。最初は趣味の話でもと思っていますが、なかむー格闘技バカですよね?笑
中村:LayerXには格闘技好きな人が何人かいますけど、私も大好きで、今これ収録しているが6月16日ですが、日曜日に天心と武尊のザマッチを控えた状況で今収録しています。
松本:なかむーにとっては大イベントなわけですね。
中村:松本さんはみないんですか?
松本:僕は残念ながら見てないはいなんですが、昔はK-1とかすごい見てました。
中村:でしたらぜひ、現K-1チャンピオンの武尊選手が天心選手と戦うのがこの日曜日ですので。
松本:ぜひぜひビックマッチということで見ますが、多分今日は格闘技の話を続けてしまうとあっという間に時間が経ってしまうので、ぜひなかむーが率いているプライバシーテックの話をさせてください。
中村:はい。
松本:まずプライバシーテックの話をする前に、なかむー自身のことを教えていただきたいのです。もうLayerXの生き字引みたいな人だと思うんですけど、その中ですね、なかむー自身の今のLayerX社内で変遷のところ、どういうことをやってきたのか伺ってもいいですか?
中村:はい。まず、LayerXは創業から入っているんですけれども、その経緯はもともとGunosyのデータ分析部というところで働いていて、そこで機械学習とか分析のエンジニアをやっていました。その時はもちろん松本さんもGunosyにいらっしゃいましたけど、直接接点はなかったです。記憶が正しければ、データ分析部の後ろの席に新規事業チームがあって、そこに松本さんがいたような記憶があるぐらいの感じですね。
松本:音声UIとかよく分からないことを色々やってた時期ですかね。
中村:松本さんの朝会の時の覇気がすごかったですね、。
松本:はい、声が大きいタイプなので。笑
中村:分析部からブロックチェーンの新規事業部ができるというので、そこに異動したんですね。そこが独立して今のLayerXになってます。私はその入社以来ずっとブロックチェーンの研究チームとして動いてます。
当時はブロックチェーン事業をやる上で、強い技術力とプレゼンスを高める方向で始まったんですけど、いわゆる暗号通貨などのすごい研究をしたと言うよりはセキュリティやプライバシーの研究をしてきています。ブロックチェーン事業初期にLayerXがセキュリティ監査などの事業に取り組んでいたので、そこに生きる研究としてプロトコりの安全性など、攻撃に対する防御の技術に集中していました。その中でEthariumと言うブロックチェーンのプロトコル研究を初めました。
特にEthereumがEthereum2に作り替えられる時に、Ethereum財団でプロトコルの開発などをEthereumを作ったヴィタリックという人と一緒に取り組んでいたって感じです。
松本:なかなかすごい話が出てきましたね。その開発チームに入ってたんですねその頃は?
中村:Ethereumってもう本当に難しい技術が使われすぎていて、ブロックチェーンのコンセンサス合意形成の仕組みをちゃんと理解している人がほぼほぼいなかったんですね。そこで少し役割を見つけられたかなという感じです。
その中でコロナが広がって、以降その研究チームがLayerXLabという名前に変わったんです。そこでもEthereumに引き続き取り組んでいたんですけど、それにくわえてCBDCと言う中央銀行デジタル通貨の研究も行なっていました。CBDCと言うのは端的に国の通貨をデジタルで初めから発行しようと言うもので、非常にポテンシャルを感じていたので一つ研究テーマにしてました。直近では日銀さんのイベントで少し登壇させていただいたということをしてたりします。
他にもう一つ、インターネット投票にも取り組んでいます。投票ってみなさんなんでスマホから出来ないんだって思うことあると思います。これはデジタル化が難しいテーマなんです。投票って普通のシステムにない二つの難しい条件があって、一つが改ざん対策、もう一つがプライバシーの担保です。一つ目は例えば投票運営の人に悪意があったとしてもトランプさんやバイデンさんに何票って数値に干渉できない仕組みにしなくちゃいけないってことです。二つ目はみなさんの投票内容を投票の運営者でも覗けないことを担保する仕組み作りですね。今銀行のアプリだとみなさんの口座残高を銀行の人は確認できますし、変更も可能なのですが、投票を電子化する場合はそれができない様にする必要があるので、その研究をしていました。
松本:すごく多様な領域でこれまで動いてきているなと思ったんですけど、多分聞いてる人たちは、なんでこんなに色んなことをやってるんだろうみたいに感じるかも知れませんね。これらテーマ選びにはどんな背景があるんですか?
中村:LayerXは「すべての経済活動のデジタル化」をミッションにしているんですけど、その中で個人的にはデータ、いろんな企業や組織のデータやシステムをもっと滑らかに繋げる事に興味があるんです。
LayerXのミッションとしても大事なパートかなと思っていて。例えば確定申告ってすごく面倒だなと思うんですよね。確定申告でふるさと納税のことを申告する時、最初に買うときは楽天のサイトで買って、クレカで決済をして、確定申告のサイトは一応ネットで出来るんですけど、実際にやるとその自治体さんから封筒が送られてくるんです。e-Taxなど個別のシステムはすごく綺麗に電子化されてるんですけど、確定申告って一連のフローは電子化されてないんですね。
逆に言うとデジタル化のポテンシャルだと思ってるんですけど、そこで雑にやってしまうと、世の中の全部のシステムとかを国が管理する様な、監視社会っぽい少し怖い方向に進みかねないんです。その中でしっかりセキュリティとかプライバシーの技術を活かして、みんなが安心できる形で、社会のインフラをデジタルでつないでいくっていうところに興味があります。その観点で中央銀行デジタル通貨とか投票とか、ブロックチェーンをやっていました。
松本:なるほど。結構プライバシーってキーワードが出てきたんですけど、この延長でやってきて、今事業化の匂いがすごいし始めているのが、プライバシーテックという領域ですね?
中村:おっしゃる通りです。
松本:ちなみに、このプライバシーテックって、普通に聞いてる人からすると、そもそも領域として何をやることなの?何者なのみたいなものだと思うんです。
プライバシーって怖いぐらいのイメージだと思うんですよね。その実態も難しくてわからないみたいなことが多いと思います。今なかむー達が取り組んでいる。このプライバシーテックは大雑把に説明すると何者なんですか?
中村:はい、プライバシーって本当におっしゃる通り広い領域なんですけれども、我々がその中で注力しているのは、言ってみれば個人情報とかパーソナルデータと言われているものを、企業が外部の企業とかにある種提供するそのときにひとりひとりのプライバシーが侵害されないように、技術的に担保するっていうことをやっていまして、最近具体的な例としては、通信キャリアの会社さんが、皆さんのスマホの位置データっていうのを使って、人流の分析をすると、その自治体の人が都市計画をするときとかに「あ、ここの交差点でこんなに人が集まるんだ」とかって分析できるので、そういう価値があったりとか。
あとは病院の医療データっていうものを使うと、病院の中に閉じるだけだともったいないんですが、その医療データっていうのを、例えば製薬会社とかに提供するとまだ解決されていない薬の開発に活かしたりとかっていうことができるので、こういうポテンシャルがある一方で、今紹介した位置データとかって位置データを使ったら場合によってはそのひとりひとりの家が分かってしまって、ストーカーとかに繋がっちゃうかもしれないですし、勤務先も分かっちゃうかもしれないっていうので、生活の大事な側面っていうのがデータ化されてしまっているので、その分リスクも伴うんですが、あくまで技術的にはこういうリスクっていうのをしっかりと防いだまま分析活用っていうのができるので、我々としては注力している形です。
松本:うん、うんうんうん。とはいえ例えば今、外部提供の話したじゃないですか。結構既に行われている事業じゃないですか。色々な会社さんが会社同士って情報連携して、僕らが昔やってたことだとね広告とかやっていて。広告だと思うDMPとか言って、このcookieにどういう情報がみたいなことをね昔はすごいやっていたと思うんですけど。結構気を付けている会社さんが多いと思うんですよね。マスクしたりとか。で、一般的に僕らがとらえている以上に、プライバシーって何か問題が起きやすいってことなんですかね?今の課題観って。
中村:そうですね。ある種、なんでこのタイミングで我々がこう事業化を決めたのか?みたいなところに関連するのかなと思うんですけど、やっぱり既にデータの外部提供とかって部分的にすすんでいるところもあるんですけど、世の中に眠っているデータの総量を百としたときに、たぶん今そういうふうに組織を横断できたっていうのは、本当に一あるのかどうか、0.1あるのかぐらいかなというふうには思っていて。ビッグデータとかっていう単語が少しバズワードぽかったのが、徐々にこう地に足がついてきて、本当にいろんな企業さんっていうのが、ウェブ系以外の企業さんっていうのも、データをこうしっかり社内に溜めて活用するっていうのが進んで来ていると思うんですけど、そういうところでまだまだ眠っているデータっていうのがたくさんあってっていうのがまずあるかなと。しかし、データの活用が進んできているので、社内で使っているこれっていうのは、実は外部の人にも価値があるんじゃないかとかっていうふうに思う企業さんとかもいる、そういうタイミングなのかなと。
一方、このプライバシーという観点だと、googleとかアマゾンとかappleとかっていうのが結構最近でもプライバシーっていうことに関して問題視されやすい時なのかなと思うんですけど、そういう意味で徐々に一般の消費者からすると、プライバシーとか自分のデータ少し勝手に使われるの気持ち悪いだとかっていうことに関して、意識が高まっている。最近もappleがオークションに喩えたCMやってたりしますけど、そういう絶妙なタイミングのなかでデータもっと使えるけれども、プライバシーの意識も高まっているってときにをしっかりと技術的に両立するようなところっていうのが、価値があるじゃないかなと言う風に考えているところでございます。
松本:直近そういう事件とかも起きてるんですかね?このパーソナルデータの外部提供で発生した何かの侵害とか、何か問題の発覚とかって。
中村:そうですね。直近話題なのは、日本では少しまだなんですが、アメリカでそのまさに今位置情報の話しましたけど、位置情報ですごい議論になっているところがあって、それはそのスマホの位置情報っていうのを売る会社っていうのがたくさんあるんですけど、アメリカだと妊娠中絶ってすごくこうセンシティブなトピックですが、その妊娠中絶の受け入れている病院に行ってる人のその行動履歴っていうのが、その売られている情報からわかってしまったりとか、あと州によってはそういう妊娠中絶を禁止している州とかもありますけど、その禁止している州の人の患者さんを受け入れている病院だとかっていうのがデータからわかってしまったりとかっていう観点で非常に大きな問題になっていて、このあたりっていうのは、この分野において、さらにこういうプライバシーのリスクとか難しさっていうのが、ある種垣間見える例かなと思っています。
松本:うん、意図せずして、やっぱりこう善意で情報を提供していたつもりが、そういう風な問題に辿り着いてしまうことも起きると。この問題に対して今のプライバシーテック事業部って具体的にどういうことやってるんですか?今のR&Dのチームから派生してきたチームになるわけですけど、仲間たちが今具体的にやってることとか、その状況とか聞いてもいいですか?
中村:はい、そうですね。昨年度からちょうどそのもともと研究チームLayerXラボだったところが、自分たちの研究してきた技術っていうのが、しっかり社会に貢献できるんじゃないかっていうので、事業部に変わりまして、昨年はその中でもまだ技術はあっても、具体的にこう事業として、どういう問題解決に注力すべきか?どういうお客さんの、どういう課題に着目すべきかっていうのがややふわっとしてたんですけど、それを探索し続けていくつかパートナー様とそういった機会をいただけて、この技術で本当に問題解決できるような価値が出せるなって言うのが手ごたえがつかめてきたのが、ちょうど今のタイミングです。
今は本当に新規事業立ち上げチームって感じで、松本さんもオフィスにいるんでわかると思いますけど、結構独立したチームですよね。
松本:すごい島の独立感もすごいですもんね。
中村:しまの独立感がちょっと少し寂しい感じはあるんですけど、オフィスの中でもうプライバシーテックの島みたいな感じになってますが、その新規事業立ち上げやるぞっていう形で、そのちょっと方向性が決まってきてで、今回その作ってきた技術っていうのを、正式にリリース、提供して行くぞっていう、そういうフェーズですかね。
松本:ふんふんふんふんふんふん、ここは、事業化が少しずつ、いま進んできて、事業部って言える状態になって来たなーっていうのは元元R&Dでやっていて、なかなか実際の事業につながるかどうか、やきもきしていたところからすごい進化を遂げているなと思うんですけど、実際、事業化の状況どうですか?手ごたえとか今順調かとか、どういうことをやってるのかなみたいな。
中村:そうですね。今そのいくつかのパートナーさんとそのパートナーさんが持っているデータに対してしっかりプライバシー法技術っていうのを適用して、価値あるデータ利活用ができると。具体的にはそのある種ですねそういうデータを外部提供するサービスとか、事業の立ち上げを一緒にやってるような感じで、あくまでプライバシーっていうところが守りっぽいイメージ、リスクを抑えるとか、ディフェンス面のイメージがあるかなと思うんですがどちらかと言われると、今、そういうふうに眠っているデータっていうのか新しいユースケースを解放するっていう攻めの技術だというふうに思っているので、そういう意味で、我々も一緒にプロジェクトとか事業を作るパートナーとして、今取り組んでいると、そういう形が見えてきたっていう感じかなと思います。
松本:うん、うんうんうんうんうん、パートナーも増えてきて、実際にそこで成果も出始めているっていうのが現状だと。
中村:はい。
松本:眠れるデータをアクティベートせよみたいに書くと、三井物産デジタルアセットマネジメントも。実はお金なのかデータなのかみたいな違いしかないみたいな感じですよね。
中村:松本さんは三井物産デジタルアセットマネジメントと、このプライバシーテック事業の両方の担当役員されてるってことですけれども、両方ともキーワードが似てきてるなと思っていて。その眠れる錢なのか眠れるデータなのかっていうところもありますし、あとオルタナっていう形でプロダクトを出していると思うんですけど、我々もある種、このデータパーソナルデータの活用という意味でオルタナデータっていう風に言ったりするのでキーワードが似てるなと最近思っています。
松本:結局使われなかったデータがちゃんと使えるように安全に使えるようになると、社会にとってはそれによって生まれる利便がいっぱいあったり、例えば災害の情報からどういうところにどういう災害が起きうるからこういう対策をしようねみたいな公共事業が進んだりってことがいろいろこう取組が想像できて、この眠れるデータを起こすっていうところの面白さすごい僕も感じていて、しかもそれが具体で進んでいて毎週定例しながら、ちょっとワクワクしています。
ただ、このプライバシーテック、実際にじゃあ、いろいろやってますよって言っても、多分今お客様の気持ちになると、面白そうだけど、実際どうやって連携できるんですか?とか、何をこう提供していただけるんでしょうか?みたいな結構まだ曖昧な感じかなとちょっと話しながら思ってて。だから、実際に困ってるお客さんに何を提供できるのか、具体的にどういう取り組みができるのかとか、そういう具体な話とかも伺いたいなと。
中村:はい、そうですね。結構、パートナーさんの現状のステータスにもよるんですけれども、本当にこれからっていうか、今、社内でデータ活用進んできて、このうちのデータっていうのは外に出したらもっとユースケース増えるんじゃないかっていう場合においては、その事業立ち上げのあるコンサルティングとか、どういうユースケースがあるかっていうところを探すところからご一緒していることがあります。
でその次に、じゃあ実際にこうデータを提供していこうとか、トライアル的にユーザーさんに使ってもらうという時には、実際に個人情報パーソナルデータを提供するっていうのが始まりますので、その時に、Anonifyって形で我々のプライバシー技術っていうのを使って、安全にデータを提供するっていう仕組みをつくりします。具体的には社内のデータ基盤とかにAnonifyを導入して、いつでも社内で安全なデータを抽出して外部に提供できる基盤をつくるというのも一つの形ですし、もしくはウェブサービスとかウェブアプリケーションっていう形で、外部のユーザーさんにデータを触ってもらう環境を作るっていうこれも可能です。
さらに進んでいるケースで、もう既にそういうデータ事業をやってるっていう企業さんについては、その現状のデータ事業っていうのをさらにこう飛躍させるような新しいユースケースを考えていく、もしくは既存のデータ事業のプライバシーを定量的に根拠をもって見直すという機会を作って頂くということも可能です。
松本:すごいですね。なので、皆さんの手元に眠っている活用できていないデータがあったら、それをこうどう活用するかも含めて、結構横で走りながら、今割と柔軟に色色なサービスを提供していると、まあいうwebサービスだったり、データ基盤の中の一プラグイン的なものだったり、結構いろいろな取り組み方をしてるって感じですね。
中村:はい、そうですね。
松本:じゃあ何かこう手元にデータがあるんだが、どう活用すれば?ってなったら、とりあえず持ってきてくれみたいな。
中村:はい、ぜひお願いしたいですね。
松本:ぜひこれ聞いている方で、気軽にご相談いただけると、これが出来る・あれができるって話をなかむが話してくれるのかなと思っております。
中村:そういう意味ではの弊社プライバシーテックニュースレターっていうのを毎週発行していまして、毎週いろんなニュースが出て、データ利活用こういうのやりましたとかっていうニュースがあるんですけど、それをわーっとまとめてですね、あのメルマガにして配信しているニュースがあるんですが、まあこれを少し見ていただくと、データのユースケースを考えるときの参考になるかなと思います。これは毎週社内の勉強会でやっているものを無料で公開していて、本当にですね、月に一回ぐらい「これは何でやってるんだろう」っていうのを社内で話すぐらい大変で、一生懸命みんなで毎週金曜日の締切にですねニュースをかき集めて書いてやってるんですけど、そういう意味では見ていただければいただけるほどですねその努力が報われるところもあるんで、是非。
全部読んでる人はいるのかっていうぐらいの量なんで。
松本:はい、もう全部読んでる人は入社してくださいという気持ちですね。
中村:本当ですね。はい。
松本:ぜひ興味ある方は、すぐ無料で読めますんで、登録いただけると嬉しいです。
で結構こうやって取り組み進んできてるわけじゃないですか。でチームも取り組むお仕事が増えてきて、大変そうだなってのを最近見ていて思ってるんですが、結構採用も今始めてるんですか?
中村:はい、ちょうどそのしっかりと事業の形っていうのができたので、採用も本格的に開始しております。
松本:ちなみにどんなポジションを今用意されてるんですか?
中村:本当に色々ではあるんですが、まずはデータに関する事業なんで、当然ながらデータ分析とか、データエンジニアリングの仕事がたくさんあります。私自身が冒頭申し上げた通り、gunosyでデータ分析やっていたので、ある種、その時の経験とかは活きている部分もあるんですけど、違うところとしてはやっぱりプライバシー保護っていう制約があるんでその制約の中で、どういうふうにいい分析をするかっていう、ここがまず面白いところかなと思っています。
で、もう一つが私もそうなんですけど、やっぱりウェブ系のデータとかデジタル広告のデータっていうのが今分析としては普及している領域だと思うんですけど、、我々がやっているセンシティブなパーソナルデータの場合だと、今日ご紹介した位置情報とか医療データとかっていう形で、いわゆるリアルワールドのデータなので、ちょっとまたそのウェブ系の行動履歴とは違った分析のユースケースもあって、社会的に意義の高い課題の解決につながってるところも非常に面白いなと思っています。これが一つ目です。
松本:データエンジニアがすごい面白いデータに触れられるっていうのもいいところですよね。
中村:そうですね。
松本:おっしゃった通りこういうデータが触れるんだ、見れるんだ、とお客さんと連携して触ることになるんで、こういったところ興味ありそうな方、ぜひですね。で、ちなみに他にどういったポジションが?
中村:はいで二個目はですね、R&Dのresearcherメンバーなんですけれども、我々が扱っているプライバシー情報技術っていうのは残念ながらですね。まったくもって枯れた技術ではなくて、すごい扱いにくいものがいっぱいあります。例えるなら機械学習とかだとけっこう既存のライブラリとかを使って、あとはクラウドのいろんなツールを使うと、しっかりとビジネスに使える色んなシステム作りやすいと思うんですが、プライバシーテックに関しても議論の段階からまだまだ開発足りてないところが結構あるので、我々の中ではアカデミックには進んでいる研究っていうのを活かして、実際のリアルな分析とかデータっていうふうに合わせて、自分たちも議論を作っていくって必要があって、こういうのを大事にやっていくっていうのが、リサーチャーっていうところで、今募集してる役割になります。
さらには今できないんですけれども、こういうリアルワールドのユースケースで作った技術とかっていうのをできれば自分らの物に独占するんじゃなくて、しっかりと論文化して、アカデミアとかに還元したいなというふうには思っています。
松本:得ですね。ちなみに、昔、ブロックチェーンのR&Dやったときも、このアカデミアへの還元というのはすでにやってますよね。
中村:そうですね、何度も学会とかで論文発表したりとかっていうのやっていたんですが、色んなやっぱりよくですね企業が論文とか書くのどうなのかっていうのは、いろんな分野でトピックに上がると思うんですけど、私の中で考えているそのメリット・目的としてはまず一個目は、このセキュリティプライバシー特化なのかもしれないんですけど、こういう技術ってそれぞれの会社が俺たちの考えたプライバシーとか、俺たちの考えたセキュリティとかっていうんじゃなくて、社会的にしっかりとスタンダードを作っていく必要があって、みんなで安全な正しい技術っていうのを磨いて、それが普及する方が良い、望ましいのかなと。暗号とかも暗号のプロトコルとかっていうのはしっかりと認定されてたりとか、標準化っていうのがあってこそだと思いますので、そういう観点でしっかりと論文を出していくっていうことが、その技術を磨くっていう意味でのある種、メリットがあるとっていうのが一点目です。
二点目はやっぱり我々自身が研究開発型の事業をやって行く上で、そういうもう先輩方の研究を土台にして事業を作っているので、そこはしっかりと恩返しをすべきっていうこの二点の観点があって、我々としては論文化とかアカデミア貢献っていうのをやりたいと思っています。
松本:うん、うん、これはOCRのチームとかもあって、そこも同じで、本当にLayerXとしてはきちんと僕らがいろいろなアカデミズムの上に乗っかって事業をしているので、きちんと還元して行きたいなというのは会社全体の方針としてもすごい思います。
中村:確かにOCRのチームが一番、そのほかの事業部の中だと、プライバシーテックと交流が多いかもしれないですね。
松本:うんうん。性質が近いですもんね。それにさらにもうひとつポジションあると。
中村:はい、今までは技術系でしたがけどもう一つはビジネスサイドで、BizDev兼PMっていう形で呼んでるんですけれども、基本的にいっこいっこのお客さんとの協業っていうのが、もう事業立ち上げに近いものが多くて、プライバシーテックを使って、新しいパーソナルデータのサービスとか事業をやるんだってなると、本当にいっこいっこの事業責任者っていうのが、必要になるわけですので、そこのある種ラインの数っていうのが、この我々の事業の大きさを決めるので、その意味でこのBizDev兼PMとして、データ事業っていうのをどんどん作っていける人っていうのも非常に心から探しています。
松本:うん、うんうんうんうんうん。いや、新規事業がたくさん立ち上がるみたいなものにでくわせる面白いポジションですね。まだ未知も多いですが、ぜひこの、データエンジニア、リサーチャー、BizDev兼PMのところ、ご興味ある方いれば、LayerXの採用ページから是非よろしくお願いします。
中村:Meetyでも大丈夫。
松本:ああ、そうですね。まずでなかむーとお話していただくのが、一番わかりやすい気がしますね。はい。最後にですね、もうだいぶ時間が来てしまったので、この事業に対してですね、なかむーは事業部長として引っ張っているわけですが今後のこの事業に対する意気込みというか考えこうやっていきたいなと言うところの思いがあれば伺ってもいいですか?
中村:そうですね。こういうポッドキャストとかの発信もあって、LayerXはブロックチェーンの会社じゃなくなったらしいとかっていうのは、結構いろんな人に知っていただいているのかなと思いますし、本当にその通りなんですけれども、基本的にどの事業もブロックチェーン時代に培ったアセットとか、ある種のDNAとかで残っているところがあって、この事業部に関して申し上げると、やっぱり企業またいでデータを連携するとかっていうその根本のところっていうのはぶれずに、我々は目指しているっていうところと、加えてテクノロジー、しかもその枯れていない技術っていうのを使って事業を立ち上げる、ここの思いっていうのがよくあるので、まずそれを体現したしているのが、このプライバシーテックになるといいなと言うふうに思っていて。
その意味でLayerXっていう会社がですね、普通の会社ではないというふうになるような、一つのキャラクターのいっことして、この事業部の成功っていうのが大事な要素になるかなと思っているので、そういった気持ちでチーム一同頑張っています。
松本:ね、この事業、三本目の柱になるかもしれないですね。うまく立ち上がって行くと、SaaS、フィンテック、そしてプライバシーテック。ぜひ、大きくして行きたいなと言うので、一緒に頑張りましょう。
中村:お願いします。
松本:というわけで、本日のLayerXNow!はこちらで以上とさせていただこうかなと思います。今日はプライバシーテック事業部からなかむーに来ていただきました。ありがとうございました。
中村:ありがとうございました。